【保護者向けお悩み相談】子どものメンタルを強くするにはどうすればいいですか?

メンタルモンスター長友佑都という文字が書かれた用紙 お悩み相談

 AFCアジアカップカタール2023で、日本代表は準々決勝でイランに破れ、ベスト8でこの大会から去ることとなった。パフォーマンスが低かった選手にはSNSでの批判や誹謗中傷もあったという記事も目にした。

 一方、日本代表レベルと言わずとも育成年代の選手や指導者でも批判や誹謗中傷にあう可能性がある。そんな選手たちを救いたい。しかし、私1人でやれることには限界がある。そこで今日は、この投稿を読んでくれている保護者のあなたに1冊の書籍を紹介したい。

※この記事は、プロモーションを含みます。

[メンタルモンスター]になる。 長友佑都

 この本をもっと早く手にしていたら、この本をもっと早く読んでいたら、公務員を退職する勇気をくじかれていたかもしれない。

 いや、実際には逆である。「そうだよね、やっぱそういうことだよね!自分の考え方は間違っていない!」この本を読み終えての感想はこれだ。

 この本をもっと早く手にしていたら、この本をもっと早く読んでいたら、もっと早くサッカーメンタルコーチになっていただろう。
(余談)公務員を退職してから「メンタルコーチ」を名乗るまで半年くらいかかっている。ちなみにそれまでは「問題解決アドバイザー」を名乗っていた。)。

 何が正解で何が間違いかは人によって価値観が異なるので、「これが正解だ」と、押し付けるつもりはない。しかし、少なくとも私にとっては、非常に共感できる内容が多く含まれていた。

自分軸、未来志向、リフレーミングetc.様々な要素が詰まった一冊

 ネガティブ思考で自分のことが大嫌い!変わりたいけどどうやって変わればいいかわからない!という思いを持つあなたや、そんな人を救いたい!というあなたにこそ読んでほしい!それくらい強い気持ちを持っている人に届けたい。

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シーソーの端にも中央にもいられる長友佑都選手

 本書の冒頭〜中盤部分では、メンタルが落ちては上がり、落ちては上がりという部分が語られている。しかし、終盤にはそれとは逆の考え方をしている発言も見られる。
 シーソーで例えると、端に座ってギッコンバッタン激しい上下運動を繰り返していたのに、いつの間にか揺れが少ないシーソーの中央側に移動していると言った感じだ。

[サッカーメンタルコーチ]になった。 ならまさき

[メンタルモンスター]と同じマインドは持っている

 虎の威を借る狐。今の私はまさにこの状態だ。私が長友選手と同じことを言ったところで影響力がない。有名人でもないし、サッカー選手としての実績があるわけでもないから。

 しかし、これをあなたが逆手に取ってことはできる。そう、親子関係の場合、関係性が近すぎるが故に子どもの立場からすると「あんたに何が分かるんだよ!」という反発が起きることがある。

 言う側は同じことを言っていても、言われる側は誰から言われるかによって反発する場合があれば、すっと入ってくることもある。【人を変える】この手が時に有効な手段であることを実際に体験している人もいるだろう。

 保護者のあなたが「こうしたらいいんじゃない?」とアドバイスを送っても子どもに関心を持ってもらえない場合は、日本代表長友佑都さんの力をお借りしよう。

 リビングのテーブルの上にさりげなくこの本を置いておこう。「お前のために買ったんだぞ!読めよ!」なんて絶対言っちゃダメだからな(笑)

 実際に反発された経験があるからといって悲観的になる必要はない。【無いものは借りればいい】あなたに持っていないものを長友選手が持っているのと同じように、長友選手に持っていないものをあなたが持っているはずだ。

 【隣の芝生は青く見える】相手を羨ましがったところで現状は何も変わらない。大切なのは自分にある【強み】という芽を大きく成長させること。

 やはり私が言ったところで影響力はないので、紹介した書籍を手にとってP.137あたりをお読みいただきたい。

[メンタルモンスター]を育てることはできる。 ならまさき

 私自身、メンタルモンスターにはなれなかった。しかし、こうして今、メンタルコーチとして育成年代のメンタルサポートに携わっている。

 メンタルが強い人ならメンタルモンスターを目指せばいい。メンタルが弱くて繊細なら、まずは折れないしなやかなメンタルを手に入れよう。

 細くて硬いシャープペンシルの芯は折れやすい。しかし、太くて柔らかい消しゴムは折れにくい。

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